ひもこのもひ

限界オタク大学生の暇つぶしです(^^)V

【感想】3rdの残りカスが『ミュージカルテニスの王子様4th 青学vs不動峰』を観に行った。

ウオーウオーウオー!!!!!!!!!

プリンスオブテニーーーーース!!!!!

 

 ということで、『ミュージカルテニスの王子様4th 青学vs不動峰』(通称テニミュ)を観に行きました。実はテニスの王子様の原作が大好きで、私がオタクになったきっかけでもあり、入り口でもあります。

 立海大学附属中学校3ーB組のモブBくらいになって仁王と丸井の雑談を横で盗み聞きしていたいし、教室に入ってくる柳生と会話する仁王を見ていたい......今世でどれだけがんばれば来世であの世界にいくことができますかね?

 

 まあそれはいいんですけど、私のテニミュ歴は他の方と比べても少なく、3rd四天宝寺、全国大会立海全編後編のみ。入った公演数も片手で数えることができるくらいです。

だけどとっても楽しかったです。当時は高校生であまり学校が楽しくなくて毎日嫌な気持ちになっていました。「なんで行かなきゃいけないんだろう。」ってずっと考えてました。けどテニミュ公演期間中は「今週がんばればテニミュ!!!頑張る!!!」な気持ちで学生生活ではない楽しみで耐え忍んでいました。

 

 私が初めて生で観劇した公演が四天宝寺戦でした。はじめましてテニミュ。こんにちは青学10代目。そのなかでも菊丸先輩が大好きで、全国大会立海では毎公演菊丸先輩定点カメラになっているレベルでした。もちろんドリライも行って彼らの卒業を見届ける予定でした。しかしコロナの影響で中止に...10代目にあの青一色の景色を見せることができなかったのがとても辛いし悔しかったです。もう10代目を見ることができないのか...と。10代目菊丸先輩への気持ちを綴ったメモがまだ残っているので今度掲載しますね。

 

 そんな3rdに置いていかれた私ですが、昨日(2021年8月28日夜公演)観劇に行って参りました。ちなみに新テニミュは行ってません。仁王くんの試合があれば行くかな...というくらいのモチベです。

 青年館の二階席はほんと崖。人間が座るところではないと思う。けど今回は二階席でも良かったかも。なぜかというとセットが複雑だから。4thから演出がガラッと変わって今までのテニミュではなくなりました。まず舞台上に物が多い!なんかゴチャゴチャしてる!てか幕閉まってないのか!!今までは真っ暗闇に最低限の物しか置かれていなかったけど、ドアがあったり壁があったり透けて見えるセットがあったり...常時セットが多いから舞台上がめっちゃ狭く感じる!!だからその分一階席センターブロック以外だと死角が増えそうだなと感じました。だから二階席(崖)から見るとステージ全体が見えるし死角がないのである意味見やすかったなと思いました。

 

 始まる前の私は「久しぶりのテニミュ楽しみだな〜ルンルン♪」でした。しかし開幕すぐの青学卒業式シーンで蘇る”ミュージカルテニスの王子様3rdシーズン全国大会青学vs立海後編”の記憶。凱旋公演から泣いていた菊丸先輩...。しかしそこに、私の知っている菊丸先輩はいなかった。

 

分かってる!!わかってた!!!青学10代目はとっくの昔に卒業していることくらい!!けど私の身体の一部は私が気付かないところで拒否していたらしい。頭ではわかっていたのにその現実を直で浴びてしまった私は衝撃と悲しさで涙が止まらなくなってしまった。多分他から見ればテニミュを見れて嬉しい人に見えていたと思う。

 

 まず私がテニミュの存在を知った時はまだ9代目で、初めて生で観劇したのが10代目です。つまり、9代目は女神で10代目は母のような存在でした。 代替わりやシーズンが変わる体験を初めてしたので不思議な感情でした。今まで当たり前だと思っていた10代目が消えたと思いきや、同じ格好をした別のキャラクターが同じような動きをしているような感覚です。正直「私の母親を返してくれ!!!」的な気持ちでした。

 

 でも終わってしまったものはしょうがない。私がここでブログを書いている間も10代目である彼らも前に進み続けているのだから。

 

 11代目の菊丸先輩かっこいいし等身大の中学3年生感があって可愛らしさもあった!!!!最高!!!!!!!

物語が進んでいくうちに私の拒否していた部分も自然に同化してきていた。「そうだこれは新しいテニミュだ。」そう言い聞かせながら舞台を見ていました。もう青学ジャージを見ると菊丸先輩を探してしまうクセができてしまっていたこともこれで気付かされた。序盤はずっと青学のターンなので不動峰が出てきてからようやく「あ、ステージこんな感じになってるんだ〜」と思いました。それほどに舞台上全体を見ていなかったのです。

 

 不動峰戦の菊丸先輩は試合をほぼほぼストレートで勝ってしまうため、今回の公演で深堀をされなかったので仲良しゴールデンペアを見守る公演となりましたが、11代目の菊丸先輩がルドルフ戦でどんな風に演技してくれるのかすごい楽しみです。多分その時までには10代目の未練もないと思うので(多分)新しいテニミュを全身使って楽しむことができると思います。ところでルドルフ戦はいつになりますかね??

www.tennimu.com